ハルキョンSS。
夏は暑いねーって話です。
夏休み部室で二人、という設定。
いつもと文章を変えてみました。
しかし文才無い・・・orz
鈴音は課題に埋もれそうでどうにかなりそうです。やれやれ。
それではどうぞっ
_______________
_________ミーンミーン
―キョーン、暑い。
――そうか。俺もだ。
―何とかしなさい。
――無理だと言ったら?
―死刑。
――理不尽にもほどがあるぞ。
―いーの。あたしは団長、アンタは平。全ての権利はあたしにあるの。
――ざけんな。俺は帰る。
―はぁ?そんなことが許されるとでも思ってんの?
――じゃあな。
―え、ちょっと、キョ・・・
___________ばたん。ミーンミーン
―・・・。
―・・・何よ、キョンのくせに・・・。
―だいたい、いっつもあいつはあたしの言うこと、聞かなくて・・・。
―みくるちゃんとか、有希とかにばっか優しいし・・・。
―雑用のくせして、バカキョン・・・。
_____________ツクツクボーシツクツクボーシ
―戻って来ないわね・・・。
―って何考えてんのよ、あたし。
―キョンは帰るって言ったじゃない。
―戻ってくるはずないのよ。
―・・・。
_____________チチチチチチチチ・・・
―・・・キョン・・・。
―バカ、キョン・・・。
―あたしを、ひとりに、するんじゃないわよ・・・。
―・・・。
______________チチチチチチチチチチ・・・
―ごめん、なさい・・・キョン・・・。
――いや、こっちも悪かった。
―!!!
――暑くて苛々してたらしい。どうにかしてた。
―・・・キョ、ン
――あのくらいでキレてちゃ、お前の相手は務まらないよな。
―・・・バカ、キョン。
――ああ、俺がバカだった。だから、こいつで勘弁してくれないか。
―アイス・・・?
――ああ。暑い時にはコレだろ。
―これって、駅前の行列のできるアイス屋の・・・。並んだの?
――まあ、そうだな。
―汗だく・・・。バカキョンっ!!
――うおっ!ハルヒ!?何故、急に、だ、抱きつい・・・。
―バカバカっ!バカキョン!・・・もう、あたしを、一人にするんじゃないわよ・・・。
――あ、ああ。すまん。ハルヒ。
―・・・・・・ありがと・・・。
――ん?
―なんでもないっ!ほら、アイス溶けちゃう!
_______________チチチチチチチチ・・・・・・
fin
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テーマ:涼宮ハルヒss - ジャンル:小説・文学
- 2008/07/31(木) 22:16:40|
- 短編
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-
| コメント:2
時間とともに素直になっていく様子がいいですね。
キレて炎天下に飛び出したくせに並んでまでアイスを買ってくるキョンもw
つーかお互いツンデレなんですね、わかりますw
- 2008/08/01(金) 00:36:42 |
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- 911 #YVgwCRoE
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