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ゆったり更新。雑記&ハルヒSSがメイン。イラストもちょこっと。亀ぎみorz。色々なサイトを回ってSS勉強中ですφ(..)

いざ、尋常に!のコメに「これはハルヒVS長門フラグか」というものが
多々あったので妄想が蔓延ってしまいました。

再びマリオカート「違う、マリカー」あ、すいませんマリカーな話です。
知らない人にも分かるよう書いたつもりです。分からなかったらすいません;



コメレスは後ほど雑記にて。

そりではどうぞ。



__________________________

「有希がクッパで古泉君がルイージ、キョンがヨッシーね!へぇ、いいじゃないの」

ハルヒの表情は俺のそれとは裏腹に嬉々としていた。
手にはDSが力強く握られている。おい、壊れんぞ。

「ミニゲームを所望する」

これは長門の台詞だ。
ミニゲーム?そんなのあるのか。

「風船割り」

「えーあたしはレースしたーい」

「異論は認めない。彼とペアにしてあげるからそれで手を」

長門がハルヒの意見を却下するとは、珍しいなんてもんじゃない。
明日は、いやむしろ下校時に槍と隕石が同時に降るんじゃなかろうか。
つーか長門?それペア戦なのか。
そしてハルヒが俺と組むってのか。はは、そんなんでハルヒが納得するわけないだろう。

「しょうがないわね」

って言ってるそばから何なんだ。
ハルヒ、良いのかよ?

「あんたとペアだし・・・じゃなくて!!!たまには団長は団員の言うこと聞いてあげなきゃ
 だめなの!有希はいつも活躍してるから、今日は有希デーよ!」

訳分からん。

「いいじゃないですか、団長がそうおっしゃっているならば。それより長門さん
 ルールを教えて欲しいのですが」

「わかった。これよりルールを説明する」


長門の説明を要約するとこうだ。

・俺たちにはそれぞれ3つ(本当はもっとあるけど今回は3つ)の風船がわりあてられる。

・俺らはその風船を守りながら、かつ相手の風船をアイテム(コウラなど)を使って割る。

・全部割られたら負け、残ったチームが勝ち。


なるほどな。簡単なルールだ。
そしてチームは俺&ハルヒVS長門&古泉となった。
正直、勝てる気がしない。
なんせ相手に負けず嫌いな対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースが
いるんだからな。俺はせいぜい古泉とドンパチやってぎりぎり勝つ程度の能力しかない。

長門はハルヒに任せよう。
ハルヒは古泉曰く神様らしいからなんとかしてくれるだろう。

「キョン、何が何でも勝つわよ!」

「へいへい」



かくして、ゲームは始まった。


***


スタートと同時に動き出したのは長門とハルヒだった。
二人とも一つのアイテムボックスに向かっている。
このまま行くと、どちらかの風船が割れることになるぞ、どうなる?

ぱぁん!

ハルヒの風船がひとつ、減っていた。
長門のほうがコンマ一秒ほど早かったようだ。

「負けない」

長門の表情が少し勝ち誇りの笑みをたたえていたのは俺の目の錯覚だろうか。
ハルヒはというと。

「・・・」

黙りこくっている。
これ、危険信号じゃ・・・。

ヴーッヴーッ

誰かの携帯のバイブ音。
いや、誰のかは明確だ。

「はい。・・・はいそうですか、いやしかしここで僕が抜けたら更に悪化するかと。
 ・・・はい、分かりました。では」


携帯を閉じた古泉の表情はかなり強張っていた。
出たのだろう。閉鎖空間が。

「古泉君、誰?」

ゲーム画面に目を落としたままハルヒが尋ねる。

「いえ、たいしたものじゃありません。続けましょう」

そういい古泉は俺に変なアイコンタクトを送った。
へいへい、分かってますよ。分かりたくもないがな。

「長門」

無機質アイが俺を捕らえる。
俺は口パクで閉鎖空間の件を伝えようとした。が。

ふい。

「え?」

目、逸らされた?
しかもそれだけじゃなかった。

ぱぁん。

「え」

ヨッシーの風船が一つ消滅。っておい長門さん。
どーゆーつもり・・・

「負けない」

いやいやいや。
いくらあなたが負けず嫌いでもさ、このまま行くと世界崩壊しますよ?

「あーもー何やってんのよ、キョン!」

ヴーッヴーッ

はぁ、どれから片付けていくべきだろうか・・・。
おい古泉、目が逝きかけてるぞ、戻って来い。



***


三十分後。
戦況はあまりよろしくない。

古泉は俺が徹底的に潰した。
とはいっても古泉がわざと突っ込んできたというのもあるが。

俺&ハルヒをもってしても長門にはなかなか敵わない。
まだ一つしか風船を割っていない。(ハルヒの手柄)
対する俺はあと一つ、ハルヒもあと一つ。


「キョン」

「何だ」

「ちょっと、耳貸して」

はて、何か良い策でも思いついたのだろうか。
いわれたとおり、ハルヒの話に耳を傾ける。

「・・・。・・・!」

「・・・まじか」

「えらく、まじよ」

どっかで聞いたことのある台詞だな。ってそうじゃなくて。
俺はそれでいいが、そのあとはどうなる?お前と長門の一騎打ちになるぞ。
勝てるのか?

「あたしを誰だと思ってるの?勝ってやるわよ!」

「・・・やれやれ」

えらい自信だ。これがSOS団団長たる所以か。
まぁ、いい。
それでいいなら、俺はそれに従うまでさ。

「行くぜ、長門!」


赤コウラを持って長門クッパに突っ込む。
そしてコウラを投げる。

「させない」

長門は眉一つ動かさず、アイテム発動。
同じく赤コウラだ。しかも三つ。

一つ、投げる。俺の赤コウラとぶつかり、両方とも玉砕した。

そしてまた一つ投げ、それは間違いなく俺ヨッシーを捕らえ、粉砕した。
俺はゲームオーバーだ。だがそれでいい。作戦通りだ。

あとは、ハルヒ次第だ。


長門は向きを変えるとまっすぐハルヒの方へ向かった。
もう一つの赤コウラを携えて。

ハルヒは何も持っていない。今は。
すぐ側にアイテムボックス。
そう、ハルヒは賭けにでたのだ。
全ては出てくるアイテム次第。

「おわり」

呟き、長門が赤コウラを発射した。
まっすぐハルヒに向かっていく。

「今だ、ハルヒ!」

「分かってるわ!」

アイテムボックスにつっこむハルヒ。
ルーレットが始まる。

部室の空気はこれまでにないほど緊張していた。
ゲームに参加していない朝比奈さんでさえも。
古泉はさっきからひっきりなしにかかってくる電話を
全てシカトするのに専念していた。電源切れよ。
俺も緊張の面持ちで画面を見つめる。

その間にも迫る赤コウラ。
だんだん速度を落とすルーレット。
そしてそれが導いたアイテムは・・・。



「全速前進よーっ!」


テンポの良い音楽が流れる。
赤コウラが弾かれる。
そして全身を光らせたマリオがクッパに突っ込んでいく。

ハルヒは無敵スターを当てたのだ。

クッパは逃げようとしたが、マリオのほうが若干速度的に速かったので
あっという間に追いつき。

「粉砕、玉砕、大喝采!」

おいどこのアニメの影響だそれは。


ぱぁん。


ハルヒの、勝ちである。


「やったぁー!」

「やったな、ハルヒ」

ハルヒはさっきまでの不機嫌が嘘のように素晴らしく輝いた笑顔を
放っていた。うん、勝ってよかったと初めて思ったぞ今。

「悔しい」

「まあまあ、機会はいくらでもありますし」

長門は本当に、俺から見てだが、悔しそうな顔をしていた。
なだめる古泉の手元の携帯が震えることはもう無かった。


「みなさん、お疲れ様です、お茶どうぞ〜」


疲れたあとに飲む朝比奈さん印のお茶は堪らなく美味い。
ハルヒはいつもどおりの一気飲みだが。もう少し味わうということを知れ。

しかし今日は本当に疲れた。ゲームだけだっつーのにどうして
こんなに神経を疲れさせなきゃならんのか。
だが、楽しかったのも事実だ。


「楽しかったわねー」


ハルヒも満足している。
そう。今日はこれで良い日じゃないか。

「そうだ!」


・・・嫌 な 予 感 が 。


「キョン、あんた他にゲームカセット持ってない?!」

持ってない!

「何よ使えない。あ、そだ、有希は?」

「マリオパーティ、スーパーマリオRPGなら」

KYことキノコ野郎のばっかだな。
て、そうじゃなくて。

「マリオパーティならみんなでできるわね、こんど持ってきて!」

「了解」

長門さーん、若干闘志的なオーラが見えてしまう俺は眼科へ行ったほうがいいのかね?
それより、マリオパーティって時間かかるゲームじゃないか。
俺は棄権する・・・

「何度もいうけど参加拒否権は無いからね!いい?キョン!」

・・・やっぱりか。やれやれ。



数日後、盛大に行われたマリオパーティは
長門の圧勝で幕を閉じた。

殺人的オーラをまとった長門に敵うものは、誰一人としていなかったのである。
なんせあのハルヒでさえも、

「なんかあの有希には勝てる気がしなかったのよ。だから負けてもしょうがないわ」

なんてことを言っていたからな。
閉鎖空間がでなくてよかったな古泉。



俺的にも、今後はゲームをやるなら平和にやりたいものである。



fin


___________________________


ハルヒVS長門というより、ハルヒ&キョンVS長門みたくなった;
長門は負けず嫌いだと思います。
借りは倍返ししそう。

マリカーの設定は若干違ってても許してくださいw
最近俺もやってないんです;

粉砕玉砕大喝采は遊☆●☆王より。

KY=キノコ野郎www 確かにそうですねw
あのゲームのシリーズ通して恐ろしいアイテムは、イガイガ甲羅とスターだと私は思います。
それにしても古泉がちょっとかわいそうw

2008.06.01 19:40 URL | マクレーン #NkOZRVVI [ 編集 ]

フラグ回収してくれてありがとうございますw
ムキになっている長門可愛いよ長門。
2度目の勝負でさすがに長門に勝てる気がしなかったハルヒも可愛いですw

何だかんだ言ってキョンとハルヒはいいコンビでしたね。
しかし古泉哀れw

2008.06.02 21:19 URL | 911 #- [ 編集 ]












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